オール関西サポーター祭 後編

そのころ・・グリーンとオレンジはピエロオオ
カミと激戦を
繰り広げていたのだった。

パンダグリーン
「関空だけは・・
渡せないッス!」

パンダオレンジ
「今日はちょっと本気よー☆」

パンダグリーン
「・・・いつも本気を出すッス!」
今日のグリーンとオレンジは、ひとあじ違う
連係プレーを駆使してピエロオオカミを
やっつけたぞ!
パンダオレンジ
「グリーン☆やったわよぉー♪ふたりで
オオカミをやっつけちゃったわ!」

パンダグリーン
「オレンジ・・なんだか・・感激ッス!」
パンダパープル
「あれれ?オオカミやっつけちゃったの?」

パンダグリーン
「俺たちだって、やればできるッス!」

パンダオレンジ
「ごめんね〜パープル。
私たちだけ活躍しちゃって」

パンダパープル
「ハッスル将軍、負け惜しみ言ってたのかな」
ピエロオオカミ
「ハハァ〜ン♪勝ったつもりなの?
今日は、ぼくの本当の正体をみせちゃうよ」

パンダレンジャー
「なんだと!おまえは・・いったい何者だ!」

猛獣王子
「ちゃお♪パンダパープル・・
いや惑星パンディータの王子
プリンス・パンディータ・・久しぶりだね」

パンダパープル
「き・・きさまは!猛獣王子!」

パンダオレンジ
「パープルが王子?」

パンダグリーン
「あいつも王子?」
3年前惑星パンディータを襲った猛獣旅団を
指揮していたのが猛獣王子ベンガルマダ−
だったのです。初代パンダ戦隊のリーダー
パンダグレーに瀕死の重症を負わせたのは
この猛獣王子だったのです。

パンダグリーン
「兄さんのかたきを取るッスーー!」
しかし・・さすがに流浪の集団
宇宙盗賊猛獣旅団の団長です。

その強さはオオカミの時とは比べ物に
なりません・
猛獣王子
「ハハァ〜ン♪パープル。ここまでだ!
腕はあげたようだが・・まだまだ、ぼくには
勝てないよ♪今・・楽にしてあげるからね♪」

その時・・パープルの心にグレーの声が
「パープル!奴の必殺技は的確に襲ってくる
避けてもだめだ!カウンターしかないぞ」
猛獣王子
「終わりだよ♪ミラクル・スナイパー!」

パンダパープル
「グレー・・わかったよ!今だ!」
猛獣王子
「・・・そんなバカな・・ぼくの
ミラクル・スナイパーが・・返されるなんて・・」

パンダパープル
「グレー・・ありがとう!」
猛獣王子
「ハハァ〜ン♪ちょっぴり痛かったよ
パンダパープル・・今日のところは帰るけど
地球の人間たちの心に・・悪い心が生まれた
闇の王子はいつでも現れますよ
じゃね♪ちゃお♪」

パンダグリーン
「待つッス!」

パンダパープル
「よせ・・グリーン今は深追いするな」
猛獣旅団の奴らめ・・・そろそろ本気になって
きたようだな!ついに最強のボスが現れた
これからの戦いは一層激しくなるけれど
ぼくたちパンダレンジャーは絶対に
あきらめないよ!みんなの青空守るからね

パンダグリーン
「この終わり方・・次回からは・・もしかして
パンダレンジャーZとかに名前変わるッスね」

パンダパープル
「・・・変わらない・・と思うよ・・・」

画像提供/テオ様
文・構成/豊岡雅之

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